今年のご褒美はコレ!髪が補修される!?2万5千円のドライヤー!!【レプロナイザー2D Plus】
今年も残すところあと少し!!
今まで使っていたものがそろそろ限界だったってのもあるんですが、良いドライヤーに買い換えました。
その額、なんと、
25,000円(税別)!!!
間違いなくご褒美としてふさわしい代物でしょう!!
せっかくなので、ご紹介させてください!
ドライヤーにいくら出しますか?
ファッションも髪型を変えるのも好きですが、ドライヤーにこんなにお金をかける日が来るとは夢にも思いませんでした(笑)
皆さんはいくらくらいのドライヤー使ってます??
今は家電屋さんでも、色々な機能がついたドライヤーが売っていますよね。
私はそういうの疎いので、今回2万5千円のドライヤーを買ったくせに、全く相場がわかりません(笑)
ちなみに今まで使っていたドライヤーはコチラ☟
旦那さんが一人暮らしの学生時代から使っていたもので、軽く10年選手です(笑)
おそらく家電屋さんでも一番安い価格帯のものじゃないかなぁ・・・。
美容室でも使われている『レプロナイザー2D Plus』
髪の悩み
私は量が多い上に、色素が薄く傷みやすい髪質をしています。
そのため髪が伸びてくると、量が増えて厚みが増し、ドライヤーで乾かす時間が長くなります。
すると、ドライヤーによる乾燥でパサつき、湿気の多い日には、乾燥した髪が思いっきり湿気を吸ってうねるのです。
安いドライヤーだから、傷むのも当たり前っちゃ当たり前なんですが(笑)
お風呂でのシャンプー&トリートメント以外に髪のケアをしていても、2週間もするとセットしづらくなるのが悩みでした。
髪を補修できるドライヤー!?
そんな話をすると、美容師さんが「今使っているドライヤーは髪を補修する力があるドライヤーなんだよ」と教えてくれました。
なんでも、髪を乾燥させない・傷まないという特徴があるドライヤーは結構出ているけれど、補修するというところに力を入れているのは、このブランドだけなんだとか。
詳しい説明もしてくれましたが、「ドライヤーで髪を補修できる」というのが衝撃的すぎてあまり覚えていない・・・(笑)
どうやら、このドライヤーを開発した(株)リュミエリーナという会社の技術「バイオプログラミング」というのがミソなようです。
私が購入したのは「2D Plus」という型式ですが、他にもいくつかあって数字が大きくなっていくほどお高くなっていきます。
もちろん性能も上がっていきますが、お家で使う分には「2D Plus」で充分だそうです。
あんまり機器の性能が良くても、腕が良くないと活かせませんからね。
熱くないのに乾きが早い!サロンの仕上がりをキープ!
なんかCMのうたい文句みたいになりましたが(笑)、使用感などご紹介したいと思います。
以前は、せっかく美容室で良い状態にリセットしてもらっても、その日のお風呂上りに髪を乾かすと、早くもガサガサしだして残念な気持ちでした。
しかし、美容室に行ってから1週間ほど経ちますが、今のところまだツヤツヤしていて、まとまりもありセットもラクチンです。
「レプロナイザー2D Plus」を使ってよかった主なポイントは以下通りです。
風量が強いのに、熱くない!
一番感じたのは、風量が強くて乾きが早いのに、熱くないこと!!
うねりを直したくて集中的にドライヤーを当てたら、やけどしそうなほど髪が熱くなったことありませんか?
レプロナイザーでは、それがありませんでした!
ずっと同じところに当てているのはあまり良くないですが、乾きにくいところやクセが強い箇所は、どうしても他より長く風を当てることになるので、これは嬉しい!
それから、乾くのが早いのはドライヤーの重要なポイントですよね。
私は量が多く髪を乾かすのに時間がかかるので、正直面倒でした。
でも、しっかりとした風量であっという間に乾き、仕上がりもサラサラなので億劫な気持ちがなくなりました。
それから、頭の上に持ち上げて使うものなので、重さも気になるところだと思います。
箱から出した時は「あ、前より大きいし重いんだなぁ」と思いましたが、使っている時に「重くて疲れる」といった感覚はありません。
前のドライヤーが、だいたい380g位。
レプロナイザーは大きくてうまく測れなかったのですが、説明書によると「ノズル部分を除く質量が約709g」ということなので、重量としてはレプロナイザーの方が確実に重いです。
しかし重さが気にならないのは、乾くのが早く、結果的に持ち上げている時間が以前より短いからかも?
修理サービスあり!
お金はかかりますが壊れたら直してくれます!
私の中では割と奮発したお買い物だったので、修理サービスがあるのは嬉しいポイントでした。
ドライヤーなんてしょっちゅう買い替えるものではないし、前のですら10年以上使っていたので、修理サービスまであったら一生使えちゃうかもしれません♪♪
最後に
私は美容室に頼んで購入しましたが、ネットでも注文できますし、デパートで取り扱いのあるところもあるようです。
個人で挑戦するにはなかなかお高いものですが、毎日・朝晩のドライヤーで髪を傷めずに済み、かつ補修効果も見込めるなんて嬉しい限りです(*´▽`*)
私的には、大満足の自分へのご褒美でした!
気になった方は調べてみて下さいね!!
芸人・ヒロシさんを尊敬します!トーク番組『ボクらの時代』での話がとても興味深かった!
テレビはほとんど見ません。
そんな中、たまーに見る数少ないテレビ番組があります。
『ボクらの時代』
毎週日曜朝6時半からの30分、さまざまなジャンルのゲスト3人がトークをする番組。
先月の話題ですが11月15日放送回で、芸人のヒロシさんをはじめ、ソロキャンプ仲間の3人が出演していました。
そこでヒロシさんが語られていた内容に、とても心打たれました。
※トーク内容を一言一句覚えている訳ではなく、心打たれた部分やニュアンスで覚えています。実際のトークと多少異なる部分があるかもしれませんが、ご了承ください。
「テレビに出る仕事はしない」と自分で決めた 、ってすごい
その日の出演者は、ヒロシさん、バイきんぐ 西村さん、うしろシティ 阿諏訪さん、の三人。
阿諏訪さんがヒロシさんにソロキャンプを伝え、それに西村さんが「何楽しそうなことやってるんですか?」と加わったのが始まりだそうです。
撮影は屋外。
それぞれ一人用テントと焚火を前にトークをするという、ソロキャンパーならでは面白い風景でした。
トークはキャンプにハマったきっかけや、自分の性格のこと、ソロキャンパー仲間で結成された「焚火会」についてなど。
その中でも、ヒロシさんのトークで心打たれた部分があったので紹介したいと思います。
今ではYoutuberとして活躍され、ソロキャンプと言えば!と思いつくぐらいキャンプ通として知られていますよね。
今年の流行語大賞に選ばれた『ソロキャン』の代表としても呼ばれていました。
そんなヒロシさん、「最近テレビでみないな」と思っている方も多いでしょう。
華々しくご活躍されていた過去があると尚更、「一発屋」「干された」などと揶揄されることも多い芸能界。
しかしヒロシさんは、自分で「テレビの仕事はしない」と決め、事務所に伝えたそうです。
理由は、毎週のように新ネタを作らなければならない過酷さもあったそうですが、
バラエティー番組のひな壇が苦手だったということが大きかったそうです。
マイク一本で笑いを取る漫才に憧れてお笑いの道に進んだものの、人見知りで楽屋で他の出演者と一緒になるのも苦痛だったそうです。
流行語大賞の表彰式では、「こういう人の多い所が苦手なんですよ・・・そもそもが」とおっしゃっていましたね(笑)
そのため、ひな壇で他の芸人と掛け合いをしたり、積極的に目立ったりすることができず、苦しい思いをされていたとか。
そして、「テレビの仕事はしない」と決断した・・・
それを聞いて、シンプルに「すごいな!」って思いました。
テレビに出て、人気があって、お金を稼いでいた栄光を経験があった。
そんな世界を知っていたら、辛くてもなかなか手放すことが惜しくなってしまう気がします。
しかし、それらの栄光にしがみつくことなく、自分が気持ちよく仕事ができるフィールドに、自分で進んだ勇気を尊敬します。
Youtuberとして活躍「むしろ無料なのになんでやらないの?」
一方で、ソロキャンプの様子をYoutubeで配信し始めましたが、「芸人なのにYoutuber?」という雰囲気があったようです。
これは私の勝手な妄想ですが、「芸人なんだからネタで勝負しろ」とか「売れなくなったからYoutuberになったの?」とか、言う人いそうですもんね・・・
私ならそこで縮こまってしまいそうですが、ヒロシさんはそこで
「いやいや、むしろ無料なのになんでやらないの?」
と思ったそうです。
これは新しいことに挑戦しようと思っている人にとっては心強い言葉だと思います。
実は私も、Youtubeで大好きなゲームの実況配信をするのが、密かな夢です。(;´∀`))えへへ
そして、自分の好きなポイントや感動したところを、世の中の誰かと共有してみたいな、と思っています。
けれど、「今更感あるよなぁ・・・」とか「別に上手なわけじゃないしなぁ」と怖気づいています。
でも、そうですよね・・・誰に迷惑かけるわけでもないし、やってみるだけタダだし、怖気づく理由がないんですよね。
「むしろ、なんでやらないの?」というヒロシさんの言葉が、耳に残ったままです。
成功のかたち
自分の心に従って決断した結果、自分の好きなフィールドで、気の合う人たちと気持ちよく仕事ができている。
おそらく今ではある程度の収入もあり、生活には困らない程ではないでしょうか。
世の中に「成功」のかたちはたくさんありますが、これを「成功」と呼ばずになんとよぶのでしょう!
数ある分岐点のどこかで・・・
「収入が減るかも」
「せっかくテレビに出れたし、頑張らなきゃ」
「芸人なのにキャンプの動画でYoutuberになるなんて」
・・・と考え、歩みを止めていたら、今のヒロシさんはありません。
自分のフィールドで楽しく仕事をしているヒロシさん。
そんな、心から楽しそうにしている様子をみると、こちらまで楽しさや好きだという気持ちが伝わってきて、あたたかい気持ちになるものです。
自分の心の声を大事に、勇気をもって踏み出すことが、自分自身にも周囲にもいい影響を与えるんだなぁ、と実感したお話でした。
【感謝】ありがとうございます!!#はてなブログで教えてキャンペーン「私のアウトプット方法」受賞して感じたこと
数日前にひとつ記事をあげていますが、それ以外では、ここ半月程まともにはてなブログを見ていませんでした。
自分の記事はもちろん、皆さまの記事も、メールもチェックしておらず。
久々にゆっくり見てみたら、なんだかコメントや通知が・・・
すると「#はてなブログで教えてキャンペーン」の「私のアウトプット方法」部門で、受賞しておる!!!???
☟選出いただいた記事はコチラ
驚き→動揺→喜び→感動を、ひと通り終えたので、今の気持ちを記しておきたいと思います。
この半月は、いつものヒキコモリウィーク
以前の記事☟でも触れているのですが、どんなに調子がよくても、あるタイミングで情報処理が追い付かず、自分自身が処理落ちする瞬間があります。
その間は情報をとにかくシャットダウン。
受賞記事をきっかけに遊びに来てくれた方もいると思うので、一応言っておくと、鬱などの精神疾患ではないです。
プロフィールや過去記事でも書いているように、HSP(Highly Sensitive Person)=敏感過ぎる気質の人、ってだけです。
はてなブログに現れない期間も、部屋のすみっこで縮こまっている訳ではなく、他の何かを楽しんでいます。
敏感で人よりも吸収する情報量が多く、疲れやすいのが特徴なため、早めのクールダウンを心がけているのです。
「できない自分」を責める、もう1人の自分がいる
そんな理由があるのにも関わらず、毎日継続してブログを書けない自分を責めてしまう自分がいます。
義務でも仕事でもないんですがね。
「毎日書いた方がアクセスが集まる」というのを目にしたりすると焦ってしまうし、毎日できないならブログを書く資格なんてないんじゃないか、なんて極端なことを考えてしまう。
いつもお邪魔しているブログを長い期間見れていないのも、なんだか申し訳ない気がしてしまいますし、継続して書かないことで、自分の存在なんてたくさんの情報の中に埋もれていくんだろうなぁ、、、なんて考えて落ち込んだりも。
そんなことを考えているうちに、そもそも私の記事が何の役に立つのだろうか??
私の体験や考えを発信することに何の意味があって、芸能人でもあるまいし誰が好き好んで読むのだろうか・・・
と、だんだんと自己否定な思考になってしまうのです。
※いつも読んでくれている方、コメントを下さる方がいることは重々承知しております!
こんな思考はせっかく読んでくださっている方々に失礼だとはわかっているのですが、どうしてもマイナス思考が止まらない時があるんです・・・。すみません。
しかし、いつもパワーや元気をもらっていますし、心から感謝しています!!!
受賞によって感じたこと
「誰かに届く」という感動
そんな中での、受賞。
賞を狙ったわけではなく、折角だからと、自身のことを書くきっかけにさせていただいた「私のアウトプット方法」。
読み直すと、その時の素直な気持ちが書かれていました。
取り繕っている感じも、力んだ様子もなく、ありのままを書いていました。
そして、それが審査員の方の目に留まり受賞に至ったことは、ちょっと不思議な感じもしますが、とても嬉しい事でした。
自分自身が肯定されたような、あったかい気持ちです。
自分の正直な気持ちが、世の中の誰かに届いたことは、驚きと感動があります。
だって、実生活で仲が良くてもなかなかこんな話しないのに(笑)、それが会ったことも話したことも無いのに、超マニアックな視点で描いた記事から何かを感じてくれたなんて、すごいことだと思うんです!!
まるで、宇宙に向けて発信したメッセージに、地球外生命体が返事をくれたみたいに、壮大な感動を味わっています!!
(そんなことを想像してたら、今ちょっと涙目です(笑) 大げさですか(笑)?
でも、HSPの私の頭の中は、毎日こんな風にドラマティックです。)
しかも、この受賞を一緒に喜んでくれている読者さんがいらっしゃる!!
なんて素晴らしくて優しい世界!!
もしかしたら、この世は私が思ってた以上に良いところだったのかもしれない、と思い始めてすらいます。
この不思議体験は、ブログの世界ならではでしょうね!
貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございます!!
自分らしさを思い出した
改めて自分の記事を読んで、最近鬱々としていた気持ちが一気に吹き飛びました。
「特徴を活かせば、書きやすい」って自分で言っておる・・・
HSPの視点を大事にして書いてみよう、って決意を新たにしていたんでした・・・
それなのに、また自己否定に陥って、意味や価値を見出したい気持ちが先走っていたようです。
「思ったことをそのまま書く」って案外難しい、ってのもありますが、それは自分の直感的な気持ちを肯定するということにもつながるような気がします。
誰かに届くという感動を味わいながら、これからも楽しくブログを書いていきたいと思います。
職場の人間関係に悩んでいた友人は、前に進むことに決めたようです!
下記の、一連の記事を読んでくださった方々、反響を下さった方々、ありがとうございます。
これらは、職場の人間関係に悩み追い込まれた友人とのやり取りから、思ったことや考えたことを書き留めた記事です。
気になる方は是非上記3つを読んでいただければと思いますが、展開としては、
”友人がいつの間にか恨みや怒りに侵食され、そこから脱出することよりも「復讐してやりたい」という気持ちが大きくなっていて、おそらく誰もハッピーにならない方へと進みそうになっている”
というところで止まっていました。
今回はその後についてご報告です。
どうやら友人は怪物にならずに済みそうです
友人は徐々に冷静さを取り戻し、結果として復讐にこだわるのをやめました。
その間、友人は自分を納得させるためのできるだけのことをしました。
具体的には、下記の3つが前に進むきっかけになったと思います。
- 会社の相談窓口への連絡
- 労働基準監督署への相談
- 転職先の決定
1.会社の窓口への連絡
会社に設置されている、パワハラやセクハラに関する悩みを相談できる窓口に連絡したそうです。
するとすぐに動きがあったものの、友人がいる部署の上司に話が行っただけでした。
その上司も原因だったため、当然話にならなかったようで、その時点でだいぶアホらしくなったそう。
2.労働基準監督署への相談
次に、労働基準監督署へ相談しました。
相談と言っても、「もし相談した場合、どんな調査が行われるのか」等を聞いてみたそうです。
すると踏み込んだ調査をすることになった場合、匿名での相談は難しいらしく、「自分の待遇がますます厳しくなりそうだから」と実際の申告はしなかったそう。
情報の確かな出所がわからないと詳しい調査ができないのだろうとは思いますが、それだと泣き寝入りが多くなってしまいそうな気がしますがどうなんでしょうか・・・
たまたま対応した方がハズレだったのか、それとも一律そのような対応なのか。
3.転職先の決定
私が知人の会社を紹介したところ、条件や環境がマッチしたようですぐに話がまとまり、転職先を決めることができました。
残り数ヶ月は今の会社での勤務が残っていますが、終わりが見えたことで、少し元気を取り戻しています。
友人から放たれる雰囲気も、重く暗いものではなく、明るくハツラツとした感じが戻ってきていて安心しています。
当初は「仕返しするまで辞めない!」という意思があった友人でしたが、これらの出来事を経て、「復讐する労力が無駄」と気づいてくれました。
自分で実際に行動を起こして、その上で納得し前に進めた、というのは大きいです。
きっと転職後も後悔などなく、気持ちよく働けるでしょう。
転職を決意するのは難しい
しかしながら、こういう場合の転職って本当に難しい!!
スキルアップなどの前向きな理由で転職する場合とはまた違いますね。
コチラの記事☝でも触れていますが、良くない環境に身を置いている人には、決意するまでにいくつものステップがあり、その時点で心が折れてしまう。
更に生活がかかっているので、一旦辞めて、それから探すという選択もなかなかできず、辛い状況の中で転職先を探さねばならず、心身共にしんどい日が続く・・・
しかも、今よりいい環境に・・・と思うと選択は慎重になるため、なかなか決められない。
転職サイトに求人はたくさん出ていますが、正直どれも同じに見えてきてしまいます。
悩んでいるのは環境・人間関係なので、文字で出ている情報を見ても参考にならないですしね。
今回紹介した会社も、もちろん「合う」と思って紹介しましたが、本人がどう感じるかは、入ってみて実際に過ごしてみるまで100%とは言い切れません。
会社を選ぶってギャンブルだなぁ、って思います。
「次はきっといい会社に出会えるよ!」なんて無責任なことは口が裂けても言えません。
それでも、今、心や体を蝕むような場所にいる方がいるのであれば、早くそこから脱出してほしい!!
なんて難しくて、なんてもどかしい。
友人と同じように悩んでいる人たちが、良い方向へと進めるように願うしかできません。
私の場所からはそれしかできないけど、心から願います。
復讐を果たすことで、人は幸せになれるだろうか?
復讐を果たすことで、人は幸せになれると思いますか?
職場の人間関係で悩んでいる友人とのやり取りの中で考えたことです。
☟こちらを読むと、状況がわかりやすいと思います。
もはやイジメに近い境遇だと感じている友人は、どうやら復讐がしたいようなのです。
復讐を果たすことで、人は幸せになれるだろうか?
マルチエンドのゲームならここが分岐点となって、復讐を選べばおそらくバッドエンドまっしぐら・・・
アニメやマンガでも、かつては正義感に溢れた青年が、復讐を果たすも恨みや怒りに囚われ闇落ち・・・
そんなシナリオしか頭に浮かばないのは、フィクションの見すぎでしょうか。
みなさんは、どう思いますか?
非常に難しい問題ですよね。
なんせこの問題、幸か不幸かチキンな私は、現実で試したことがありません。
いつもモヤモヤが残りつつも、次に進むことを選んできたと思います。
だから、復讐ルートの結末を体験したことがない。
バッドエンドじゃないケースって、あるんでしょうか?
そこまでして残りたい会社なのか?
復讐と言っても、労働基準監督署やその会社の相談窓口に状況を話して、対象の人たちを飛ばしてもらうとか辞めさせるとか、そういうことです。
これだけ聞くと極めて冷静な対処方法に思えますが、問題は本人が恨みと怒りの念に燃えていることです。
例えば、、、
「今までは、人間関係や仕事もうまくいってたのに、新しくきた上司のパワハラのせいで、環境が悪くなった」
ということであれば、その上司を飛ばしてもらう・辞めさせる、というのは有効で、労力をかける価値があると言えるでしょう。
しかし、今回は対象が多すぎる。なんなら組織自体が腐りきっている場所です。
会社全体とは言いませんが、少なくともその部署については、是正するにしてもどこから手を付けるんだろう、と思うくらいです。
しかも、友人には味方がいないと言っていい状況。(スタッフ全員を知っているわけではないので、正しくはわかりませんが。)
その場所で、どこまで戦うつもりなのか。
体をはって内部に残って、対象の人たちを排除したとしても、また同じような人が生まれるか、移動してくるでしょう。
もしこれが、
「労基と会社の相談窓口にチクって、辞めてやるわ~(笑)」
っていうノリなら、「あら、いいじゃない」って言いますけどね。
友人は「悪いのはあっちなのに、私が辞めるのはおかしい」と考えています。
それも理解できる。
では、上司も同僚も一掃するまで戦い続けるのか?
仮にそれが実現したとして、相当な年月がかかることが予想されます。
その間ずっと、マイナスの感情が中心でピリピリイライラし、プライベートの時間でも会社のことを考え、精神が不安定になり、眠りが浅くなり、家族さえ話かけずらくなる・・・そんな環境に身をおくことになるのではないでしょうか?
そうまでして、その会社に居たい?
自分の人生の一部を引き換えにする、その価値があるだろうか?
もちろん、判断するのは私ではありません。
しかしそれなら、新しい環境で、気の合う人たちと仕事する方が何倍も有益ではないだろうか、と思うのです。
「復讐」か「自分の幸せ」か、今が分かれ道
友人は私に、戦う自分を応援してほしかったそうです。
「私は、あなたの今の計画には賛成できない。
でも、その復讐だけがあなた自身を幸せにし、労力をかける価値のあるものだと思うなら、止める権利もない。あなたの人生だから。」
先の話をしたうえで、私はこのように伝えました。(「賛成できない」、とだけ伝えたら、心を閉ざしてしまうかもしれないと思ったのですが、どうだったかな・・・)
劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」のプロモーションVTRの中に、こんな一節が出てきます。
何が人を人間にし、何が人を怪物にするのか。
劇団四季:ミュージカル『ノートルダムの鐘』:名古屋公演プロモーションVTR
まさに、復讐を目的として生きるか、自分の幸せを選んで生きるか・・・大げさかもしれませんが、今が友人にとっての「人間」か「怪物」かの分かれ道に思えてなりません。
少なくとも、私としては「怪物」にしたくはない。
けれど、本人にとっては、わかっていてもそう簡単に割り切れるものでもない。
人間には感情があるからこその、難しいところです。
でもできれば、本人自身が納得して、気持ちよく前に進んでほしい。
私の想いが届いていることを願うばかりです。
最後に
連日友人の話をしているので、念のため補足しておくと、私自身はそんなに感情的になっていません。
おそらく昔の私なら、友人の感情に巻き込まれて、一緒に怒ったり泣いたりしてたかもしれません。
しかし、自身がHSP(Highly Sensitive Person=敏感な人)だということ学び、「他人との感情の境界線が薄く、同調しやすい特徴がある」と理解したことが役にたっているようで、うまく一歩引いて見ることができています。
そのため、私自身は極めて心身ともに健康な状態を保っています。
自分の足場を固めておかないと、溺れている人を引っ張り上げられません。
友人を引っ張り上げる準備ができているんですがね。あとはタイミングだけ。
その時まで、ちゃんと陸にあがっておきたいと思います。
人から相談された時・する時、「これだけは忘れちゃいけない」と思うこと
コチラの記事☟にて、友人の職場環境やそれに関する相談があったことを書きました。
直接会えてはいませんが、連絡は取り合っていて、ちょっとずつ話をしています。
そんなやり取りの中、改めて「これだけは忘れちゃいけない。気をつけよう。」と思い直したことがありまして。
今日は、そんなお話。
相談される側と相談する側、双方に侵してはいけない領域がある
人に頼られるというのは、嬉しいことです。
相談内容が深刻であればあるほど、自分がその人にとって「それほどの話ができる相手として信頼してくれてありがとう」と、光栄に思います。
そして、相談できる相手がそばにいる、ということもありがたいことです。
しかし、どんなに頼れる相手でも、双方には侵してはいけない領域があるように感じたのです。
その領域を荒らすと、お互いの関係性が崩れてしまうかもしれません。
相談された側は、「自分の考え」を主張し過ぎない
重大な内容を相談されたとき、一緒になって悩んだり考えたりし、その上で意見を求められた場合、もちろん答えると思います。
その時、内容が深刻であればあるほど、自分の答えに対する責任の重さを感じますが、あまり長々と熱弁するのはよくない、と思うのです。
答える時は、聞かれたことに対し、端的に。
それよりも力を入れるべきは、「あくまでも私が感じたこと」「今時点ではこういう状況」という、それが絶対に正解であなたの幸せを未来永劫保障するものではない、という点かもしれません。
大変な状況の時、本人は周りが見えなくなっています。
そんな中、藁にもすがる思いで頼ってくれたのであれば、何とかして助けたいと思うのは当然でしょう。
しかし、その時に「自分の考え」を熱弁してしまうと、冷静さを失っている相手に洗脳に近いことをしてしまう可能性がある気がします。
今回相談してくれた友人から色々と質問を受けましたが、しつこいくらいにー
「あくまでも自分の感じたことであって、あなたから見たら違う世界に見えるかもしれない」
「私の理想の職場環境と、あなたの理想は、そもそも違うかもしれないから、本当に自分が幸せになれる選択をしてほしい」
ーと伝えました。
そんなことわかってるわ!って本人は思っていたかもしれませんが(笑)。
切羽詰まっている状況だからこそ、冷静になって判断してほしい。
選択の良し悪しはおそらく、しばらくたって落ち着いた頃に判断されるでしょう。
「これでよかった」と思うか、「やっぱり他の選択をすればよかった」と思うか。
どちらにせよ、苦しくても本人が考え・判断する、というプロセスが不可欠だと思います。
今後も利害関係のない対等な友達でいたるためには、
「聞かれたことには全力で、誠実に答える。だけど、判断するのは本人(相談者)。」
という前提を忘れてはいけない気がします。
※具体的な質問内容ややり取りは伏せております。イメージしにくい部分もあるかもしれませんが、ふんわりと受け止めてください。
相談する側は、「最後に決めるのは自分」ってことを忘れない
逆に相談する側。
こちらはもう、辛すぎて一刻も早く環境を変えたいと思っているはずです。
環境を変えたいというより、吟味することもしんどくて、悩みごと全部無くなっちまえ!と思ってるかもしれません。
私はそうでした。
日々のストレスでクタクタになって帰ってきて、睡眠も浅く頭が回らない中、いろいろな条件を考慮し転職について考えるのは、かなりの重労働です。
正直、「なんでもいいから、いっそ誰か決めてくれ!」と思っていました・・・(笑)
でもやはり、最後の決めるのは自分です。
もしかして選択を間違えるかもしれない。それでも、その結果を人のせいにする理由を作ってはいけません。
自分の人生に責任を負えるのも、幸せにできるのも自分だけですもんね。
そばにいてくれる人に、甘えるところは思いっきり甘えて、いっぱい話聞いてもらって、泣いて、食べて、呑んで、支えてもらって構いませんから、どうにか最後は自分で決める、それだけは譲らないでほしいと思います。
※この記事書いてて、歌手のなかむらえみさんの歌が頭に流れました。
私を幸せにできるのは、世にも恐ろしいことに、ややこしい私です。
(なかむらえみ「ばけもの」より歌詞引用)
この曲、女性について歌っていますがMVには男性も出ていて、おそらく共感できるの女性だけではないと思います。
是非聞いてみて下さい。
最後に
この関係は、友人だけでなく、親や夫婦の近しい関係でも当てはまると思います。
この領域の侵食具合によって、「支配」と「依存」が生まれ、一時的には救われても、後の人生に悪影響を及ぼすことが考えられる。
例えば、親子という関係性はとても分かりやすい例だと思います。
悩んでいるのが我が子で、親が何でも答えを出してしまうと、その子は「自分にとっての幸せは何か」を判断する力が育たなくなってしまい、自分では何も決められない人になってしまう・・・
しかし、ケースバイケースで、緊急的に無理やりにでも救い出さなければならないこともあるでしょうから、なかなか判断が難しい。
その判断を間違わないためも、しっかり話を聞いて、寄り添うことが大事なのかもしれません。
「お互いに領域があり、最後には自分で決める」
当たり前ことですが、渦中にいるとついつい必死になって見えなくなってしまうことも。相手と私は違う人間だということを、常に意識していたいと思います。
かつての自分と同じように【職場の人間関係】で悩んでいる友人。限界なはずなのにそれでも頑張ろうとしてしまっている時、どう声をかけるのが正解なのか。
友人が悩んでいます。
かつての私のように。
業務フローが確立されていない会社で、理不尽な指示をしてくるパワハラ上司と、味方してくれるどころか陰口を言う同僚。
そんなマンガみたいな環境があるのか、と思うかもしれませんが、ほんとにあるんですよ。
私は旦那をはじめ周りの人たちに支えられ、そこから抜け出すことができました。
しかし友人は、まだ抜け出すための最後の勇気がでない様子。
こんな時、なんて声をかけるべきか・・・自分も経験したからこそ悩ましい。
なぜすぐに辞めることができないのか
私も含め、こういう時、なぜすぐ「辞めよう」って思えないんでしょうかね?
古き良き日本の根性論的なものが体に染みついているからでしょうか。
自身の経験も踏まえて、こうじゃないかなって思うことを挙げてみたいと思います。
渦中にいると「異常」だということに気づけない
最初はおかしいと思っていても、慣れてしまうと判断能力が鈍るものです。
傍から見ると「その職場おかしい」「100%転職した方がいい」とわかっても、本人にとっては日々の風景。
だんだんと「これが普通」の状態に。
めったにそれ以外の環境を目にする機会などありませんから、自分が置かれている状況が「異常」だとは気づけないんですよね。
人の職場環境を聞く機会はあっても、話だけではなかなか実感が湧かない。
「単に私ができていないだけなのかも」とか「気にしすぎなのかも」なんて考えが邪魔して、正常な感覚が取り戻せません。
どこへ行っても同じだろうという諦め
一度そういう環境におかれると、だんだんと「諦める」ようになります。
「もっといい環境で働きたい!」と思う反面、「いや、どこに行っても会社なんて一緒なんじゃないかな?」という気持ちにもなってきます。
理想の職場を一日体験できれば、その概念も変わりますが、そんなことできませんからね。
劣悪な環境で働いていた人にとって、そんな会社は蜃気楼のようなもので、夢見ない方が幸せなのです。
すると「どこも一緒なら、またイチから覚えるよりも、有休もとれるようになったし今のまま頑張った方がいいのかも」という結論に至ってしまいます。
どう声をかけるの正解なのか
外から見ている私としては、一刻も早く辞めたほうがいいと思うのですが、こういう状態の時にストレートに言われても、なかなか受け入れられません。
「せめてこれを終わらせてから!」と頑張ってしまう気持ちも、ものすごくよくわかります。
私の場合は、旦那さんが1年ぐらい粘り強く「辞めたほうがいい」と言ってくれていましたが、それでもすぐに決断できませんでした。
いくら心配でも、助言と提案ばかりしない
こういう状態の時、感覚がマヒしています。
心はこわばり、いつもより疑い深くなっている上に、自問自答し過ぎて何が正しいのか、どう決断すればいいのかわからなくなっています。
助けたい一心で「もう明日から行かなくていいから!!」と語気を強めてしまいそうですが、敏感になった相手の心が、縮こまってしまう可能性があるんですよねぇ。
「ああしたら?」「こうしたら?」という助言のし過ぎにも気を付けています。
会社でのストレスでキャパオーバーなのに、たくさんの提案をされても情報を処理しきれないと思うからです。
「わかってはいるけれど、今は考えたくない」
「この人に相談すると、すごくワーワー言われる・・・」
・・・と思われ、心を閉ざされては元も子もありません。
とにかく吐き出させる
何より必要なのは、とにかく吐き出させることかな、と。
おそらく上司・会社のグチや、弱音から始まると思いますが、そのうち「転職したいけど、給料が心配」「仕事自体は好きだから辞めたくない」「家族に相談してもわかってくれない」と話してくれるかも。
そこには、「仕事以外での悩み」や「転職に踏み切れない理由」など、本人の深層心理が出てくるはず!
そうすれば、解決の糸口を一緒に見つけてあげられる。
なにより本人の頭が整理され、「自分が本当はどう思っているのか」がわかってくるんですよね。
だから、“話を聞いてあげる”というよりは“吐き出させる”ってイメージ。
結果、「あれ、なんで今の会社に執着してたんだろう?」と吹っ切れたり、見下されたくなくて頑張ってたけど「頑張る意味あるかな?」と気づいたりします。
ここまで来たら、本人と一緒に「じゃあ、これからどうしよっか?」と考え、必要なら手を貸す、というのがいいのではないかなぁ、とそんな風に思っています。
最後に
私も去年の今頃は、今の友人と同じような状態でした。
それでも「私がダメなせいかもしれない」とか「私が辞めたら、迷惑がかかる」とか「今辞めたら、逃げたと思われる」とか考えてしまって、辞める決断をするまでにかなりの時間がかかりました。
辞めると決めた時も「せめて引継ぎしてからにしないと!」と頑張っていましたが、そんな私を見て弟が言いました。
『そんなところ、明日から行かなくていい。急に来なくなった、とか言われても関係ない。そもそも筋の通らないことを言ってくるような人たちに、こちらだけ筋を通す義理はどこにもない。』
・・・ごもっとも。
結局私が辞めたあとの犠牲者を出したくなくて、引継ぎだけは最後までしたのですが(←強情)、この言葉は今でも心に残っています。
今、職場環境で悩んでいる方、いらっしゃいましたら、一度この言葉と照らし合わせて考えてみてください。
その頑張りに報いてくれる場所・人でしょうか?
さて、私の友人とは、来週会う約束をしています。
どう声をかけるのが正解かはわかりませんが、とりあえずいっぱい話してもらおうと思います。
皆さんなら、なんて声をかけますか?