職場の人間関係に悩んでいた友人は、前に進むことに決めたようです!
下記の、一連の記事を読んでくださった方々、反響を下さった方々、ありがとうございます。
これらは、職場の人間関係に悩み追い込まれた友人とのやり取りから、思ったことや考えたことを書き留めた記事です。
気になる方は是非上記3つを読んでいただければと思いますが、展開としては、
”友人がいつの間にか恨みや怒りに侵食され、そこから脱出することよりも「復讐してやりたい」という気持ちが大きくなっていて、おそらく誰もハッピーにならない方へと進みそうになっている”
というところで止まっていました。
今回はその後についてご報告です。
どうやら友人は怪物にならずに済みそうです
友人は徐々に冷静さを取り戻し、結果として復讐にこだわるのをやめました。
その間、友人は自分を納得させるためのできるだけのことをしました。
具体的には、下記の3つが前に進むきっかけになったと思います。
- 会社の相談窓口への連絡
- 労働基準監督署への相談
- 転職先の決定
1.会社の窓口への連絡
会社に設置されている、パワハラやセクハラに関する悩みを相談できる窓口に連絡したそうです。
するとすぐに動きがあったものの、友人がいる部署の上司に話が行っただけでした。
その上司も原因だったため、当然話にならなかったようで、その時点でだいぶアホらしくなったそう。
2.労働基準監督署への相談
次に、労働基準監督署へ相談しました。
相談と言っても、「もし相談した場合、どんな調査が行われるのか」等を聞いてみたそうです。
すると踏み込んだ調査をすることになった場合、匿名での相談は難しいらしく、「自分の待遇がますます厳しくなりそうだから」と実際の申告はしなかったそう。
情報の確かな出所がわからないと詳しい調査ができないのだろうとは思いますが、それだと泣き寝入りが多くなってしまいそうな気がしますがどうなんでしょうか・・・
たまたま対応した方がハズレだったのか、それとも一律そのような対応なのか。
3.転職先の決定
私が知人の会社を紹介したところ、条件や環境がマッチしたようですぐに話がまとまり、転職先を決めることができました。
残り数ヶ月は今の会社での勤務が残っていますが、終わりが見えたことで、少し元気を取り戻しています。
友人から放たれる雰囲気も、重く暗いものではなく、明るくハツラツとした感じが戻ってきていて安心しています。
当初は「仕返しするまで辞めない!」という意思があった友人でしたが、これらの出来事を経て、「復讐する労力が無駄」と気づいてくれました。
自分で実際に行動を起こして、その上で納得し前に進めた、というのは大きいです。
きっと転職後も後悔などなく、気持ちよく働けるでしょう。
転職を決意するのは難しい
しかしながら、こういう場合の転職って本当に難しい!!
スキルアップなどの前向きな理由で転職する場合とはまた違いますね。
コチラの記事☝でも触れていますが、良くない環境に身を置いている人には、決意するまでにいくつものステップがあり、その時点で心が折れてしまう。
更に生活がかかっているので、一旦辞めて、それから探すという選択もなかなかできず、辛い状況の中で転職先を探さねばならず、心身共にしんどい日が続く・・・
しかも、今よりいい環境に・・・と思うと選択は慎重になるため、なかなか決められない。
転職サイトに求人はたくさん出ていますが、正直どれも同じに見えてきてしまいます。
悩んでいるのは環境・人間関係なので、文字で出ている情報を見ても参考にならないですしね。
今回紹介した会社も、もちろん「合う」と思って紹介しましたが、本人がどう感じるかは、入ってみて実際に過ごしてみるまで100%とは言い切れません。
会社を選ぶってギャンブルだなぁ、って思います。
「次はきっといい会社に出会えるよ!」なんて無責任なことは口が裂けても言えません。
それでも、今、心や体を蝕むような場所にいる方がいるのであれば、早くそこから脱出してほしい!!
なんて難しくて、なんてもどかしい。
友人と同じように悩んでいる人たちが、良い方向へと進めるように願うしかできません。
私の場所からはそれしかできないけど、心から願います。