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【敏感すぎる私の日常】「コーヒー飲めないんです」っていつ言うか問題

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HSP(Highly Sensitive Person)=敏感すぎる気質の人、かどうかを判断するための診断テストに「カフェインに敏感に反応するかどうか」という項目があります。

 

そして、私はコーヒーが飲めません。

 

アレルギー的な意味で飲めないという訳ではないので、「苦手」と言った方が正しいかもしれませんね。

 

しかし、世の中「お茶にしよう」というと、コーヒーや紅茶を指すことがほとんど。

 

ナチュラルに出てくるコーヒーですが、どのタイミングで「コーヒーが飲めない」ことをお伝えするか、ひっそりと悩んできました。

 

今日はそんな私の日常をシェアしたいと思います。

 

 

<もくじ>

 

 

HSPの人がカフェインに敏感に反応する理由

診断テストに「カフェインに敏感に反応するかどうか」という項目が含まれている理由ですが、

 

これはHSPが、HSPでない人に比べて小さな変化によく気がつき、様々な刺激物に対し敏感に反応してしまうことに由来しているのではないでしょうか

 

fukufukublog.net

 

刺激となるものは味覚だけでなく、音や光、その場の雰囲気など感覚に働きかけるもの全般です。

 

 

しかし、HSP全員が、すべての刺激物を苦手とするわけではありません。

 

個々の性格や元々の体質と合わさって、同じHSPでも特に苦手なものがあったり、意外と平気というものがあったりし、ひとりひとり感じ方に違いがあります。

 

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私と旦那さんはどちらもHSPですが、私はコーヒーが全くダメで、彼はコーヒーを水のように飲むタイプです。

 

その違いは、どれくらいコーヒーに触れあってきたかが影響していると思います。

 

旦那さんの家では、ご両親とお茶をする時に一緒にコーヒーを飲んでいたようです。(もちろん、ある程度大きくなってからですが。)

 

私はというと、母はコーヒーを飲む人でしたが、私には「体にいいもんじゃないから別に飲まなくていい」と言われて育ち、コーヒー文化に触れる機会はほとんどありませんでした。

 

このように、それぞれ背景があるので、一概に「HSP=カフェインが苦手」という判断はできませんが、「どのくらい刺激に対して敏感なのか」をジャッジする上で、有効な目安として診断テストに盛り込まれているのではないかと思います。

 

 

カフェインによる実際の影響 

私がコーヒーを飲むと

冒頭でも触れたように、私は別にコーヒーに対してアレルギーがあるわけではありません。

 

また小さなころから、ある程度お茶を飲んで育っているので、少量のカフェインもダメという訳ではありません。

 

しかし、コーヒーを飲んだあとに、以下のような影響を感じるのです。

 

《私がコーヒーを飲んだ時に感じること》

  • 動悸が激しくなる
  • 落ち着きがなくなる
  • 頭の中で様々な思考が飛び交う
  • 目の前のことに集中できなくなる
  • 眠れなくなる
  • テンションがあがり、なんでもできる気がする

 

「テンションがあがり、なんでもできる気がする」というと いい影響に思えますが、過度に感情が振り切ってしまい制御が難しく、とても疲労してしまいます。

  

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コーヒーを飲みながらの勉強は合わない

高校生・大学生のころは、カフェでコーヒーを飲みながら勉強、なんてことに憧れた時期がありました。

 

私もやってみたことがあります。

 

しかし、飲んで少し経つと急にドキドキしてきて、机に開いている参考書の内容は全く頭に入ってこず、それなのに頭は活発に動くので、全く集中できず勉強にならなかったのを覚えています。

 

もし私のように感じている学生さんがいたら、早めにあきらめることをお勧めします(笑)

 

もしかしたら、誰にも邪魔されない静かな場所で、リラックスできるノンカフェインの紅茶を飲みながらの方が捗るかもしれませんよ!

 

 

 

カフェインに覚醒作用があることは広く知られていますが、他にも交感神経を刺激し興奮作用があるそうです。

 

交感神経が優位になっているということは、リラックスした時とは逆の状態。

 

HSPである私がカフェインの影響によって、落ち着かなくなるのもうなずけます。

 

参考:カフェイン | 全日本コーヒー協会

 

逆に私には、じっとして勉強するときに飲むのではなく、体を動かすときやクリエイティブな思考に切り替えたいときに飲むのが良い使い方だったかもしれません。

 

 

 

できれば早い段階で伝えるのがベスト

先日、用事があって知り合いが経営するお店に行きました。

 

事前に時間を決めていたものの、たまたま立て込んでしまっていて、しばらく座って待つことに。

 

すると、スタッフさんが「ちょうど立て込んでしまって。お待たせしてすみません。」とお茶菓子とコーヒーを持ってきてくれました。

 

さて、こういう時、HSPでなくともコーヒーが飲めない方・苦手な方はどう対応していますか?

 

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前述したとおり自分に影響があるのを知っているため、私は一瞬悩みました。

 

口をつける前だし「すみません、私コーヒー飲めなくて」と素直に言ってもよかったのですが、すでに注いで運んできてくれている状況に、「ありがとうございます」と受け取ってしまいました・・・。

 

コーヒーを飲んだ直後は体を動かす作業だったので影響が気にならなかったのですが、そのあと帰宅し、やはり落ち着きがないなと感じました。

 

もう日も暮れるというのにテンション高めで、今から一日が始まるんじゃないかというくらいエネルギッシュな気持ちでした。

 

 

この悩みは、以前営業職をしていた時にも経験しています。

 

訪問先で「コーヒーでいいですか?」と言ってくれる場合は断れるのですが、注いで持ってきてくれる場合はなかなか難しい・・・。

 

 

 

しかし今までに何度も「コーヒー飲めないんですっていつ伝えるか問題」に直面してきた私の答えとしては、長い付き合いになる人もいますから、できれば早い段階で伝えておくのがベストかな、と思っています。

 

一番最初に言わないと、言うタイミングをどんどん失っていきますし、後々相手が気づいたときに「早く言ってくれればよかったのに!」とお互い気まずい思いをすることになるかもしれませんからね。

 

伝えると驚かれることはありますが、コーヒーが飲めないことが珍しいからか、以降は覚えててくださる人も多いものです。

 

ケースバイケースにはなりますが、場の雰囲気を壊さない丁寧な言い回しでうまく伝えたいものです。