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【ブログの効果】ブログでのアウトプットで新たな自分を発見し、更に次のアウトプットに活かされている

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アウトプット。「出力」とか「発信する」という意味合いで使われますね。

 

30代に入って“自分探し”というのも、なんだか恥ずかしいのですが、ブログを始めて試行錯誤をしていたら、自分と向き合う時間が増えました。

 

最近、ブログでのアウトプットを重ねることで“自分”というものが、ぼんやりと発掘できているような気がしていまして。

 

更に“自分”についてわかってきたからこそ、ブログで発信したいことができたりして、なんだか悪くない気分で日々を過ごしています。(まぁ、質や読みやすさはともかく)

 

今日は、ブログでの試行錯誤がもたらした思わぬ効果についてのお話です。

 

<もくじ>

 

 

 

 

ブログを書いて感じた後ろめたさ

フルタイムの仕事を辞め、手持ち無沙汰になったことで、「文章書くの好きだったし」とアフィリエイト収入も視野に入れて始めたはてなブログ

 

いざ書き進めていくと、自分が何を書きたいのか、何を発信したいのかわからなくて苦戦しました。

 

3月から始めて長い間、記事を投稿するもどこかモヤモヤが残り、次第に「書きたくないけど書かなきゃ」という謎の義務感から、ストレスに感じるようになった時期も。

 

その原因を紐解いていくと、「せっかく自分の学びや考えをアウトプットできる場なのに、なんだか嘘をついている気がする!」という後ろめたさからくるものだとわかりました。

 

 

 

後ろめたさの正体

誤解を生む言い方をしましたが、もちろんウソはついていません。

 

心配性なので、情報についても納得いくまで裏付けを調べきれなかったものについては載せていません。外部から得た情報なのか、自分の考えを述べているのか、というのも混在しないように書くことも心がけています。

 

ではなぜ後ろめたさを感じていたのか?

 

 

読み手の立場を考えすぎた

原因は「こう書くと読まれる!」「こういうところを意識すると読者が得られる!」という、ブログを始めるに当たって勉強した情報に囚われ過ぎていたせいだと考えられます。

 

「ブログの読者像(ペルソナ)を考えよう!」

 

アフィリエイトを考えたブロガーなら一度は目にしたことがある内容だと思います。

 

ブログについての説明にも記載していますが、私は「HSP(敏感過ぎる気質の人)」の気があります。HSPに関する詳しい特徴は下記記事で触れているのでここでは説明しませんが、相手のことは普段から「気にし過ぎなほど気にしている」のです。

 

fukufukublog.net

 

それは相手が見えないブログの読者に対しても然り。

「もっと読みやすくないと」「この言い回しだと勘違いされるかな」「この表現は私以外にはピンとこないかな・・・」「これだとただの変な人だと思われるかな」と様々な可能性を考えながら書き直していました。

その結果、読者を意識し過ぎて、当初書きたかった内容からずれてしまうことも。

 

 

 

 

特徴を活かして書いたら、後ろめたさがなくなった

ところが、自身が悩んでいた人間関係について書いたり、HSPであることをプロフィールに書いてから、格段にブログが書きやすくなりました。

 

私の場合、「HSPの特徴として挙げられているもの=自分自身の特徴である」ことが多く、その視点で感じたことや考えたことを省くと、自分の本心ではないような、嘘をついているような感覚に陥るのだと思います。

 

過去記事を例にして

例えば、下記の記事。

神戸フルーツ・フラワーパークにドライブがてら出かけ、美味しいご飯を食べたり、スイーツを食べたりした体験をもとに、おすすめポイントを書いた記事です。

 

fukufukublog.net

 

重ねて言いますが、ウソは書いていません。

ただ「書かなかったこと」があります。

 

それは「人で混みあっていた店内で、イス取りゲームみたいに自分の席を確保するのが苦痛だったため、テラス席で食事をとった」という経緯です。

 

 

これは普通のレビュー記事だったら、わざわざ書かなくてもいい情報だと思います。こちらはブログに掲載している文章の抜粋。

ただ、店内が意外と狭く、席数も多くないので、お昼時に行くときは席の確保が大変かもしれません。

特に、お子様連れ・ベビーカーをお持ちのご家族は大変そうでした。

お店の周りのテラス席でも食べることができるので、そちらでゆっくりするものお勧めです。

・・・我ながらうまく言い換えたなと思います(笑) 

 

しかし、人が入り乱れている状態が苦手、人と争ってまで席を確保する気になれない、席を確保するために躍起になっている人々を見ているだけで切なくなる、というHSP目線で書くならばとても重要な情報になってきます。

 

 

削るべき情報、削ってはいけない情報

私たち夫婦は、もしかしたらHSPじゃない人には気にならないような情報を拾って、様々な感情を抱いており、それを書かないと本質が表現できないことがあります。

 

しかし、普通の記事の中で説明するのは難しい。場合によっては、批判している・大げさでわざとらしい、と思われてしまう可能性があるからです。

 

でも「私たちはHSPっていう敏感な気質をもっていて、そんな人たちの目線で書いてますよ」って前提を言っておけば、読む人も困らないかもしれない・・・ってことで、HSPであることを前面に押し出したブログになりました。つい最近(笑)

 

ちなみに、アフィリエイトで収入を得ることを考えたら、ある程度確立されたやり方に沿った方がいいのは間違いないと思います。そこは「収入を得る=仕事だから」と割り切れるかどうかも関わってくると思います。

私の場合は正直、そこまで割り切ったスタンスではないなと自分で思うので、今は楽しく続けることを第一にやろうと思っています。それも一つの割り切り、ですかね。

 

 

 

アウトプットを重ねてたどり着いた形

このように、ブログを書くための試行錯誤が、長年埋もれていた自分自身の特徴を発見することにつながりました。

 

それがわかると方向性がわかって書けることも書きたいことも自然と出てくるし、もっと知りたくて本を読んだり勉強したりするので、自分の中でいい循環が生まれつつあります。

 

更に「思ったまま書けばいいんだ」と自分を肯定することに繋がり、「今度はこんなことにも挑戦してみたい」と考えたりし始めていて、不思議と生き方にまでいい影響を与えています。

 

この思わぬ効果は、モヤモヤするからといって書くことを辞めていたら、おそらく得られなかったものでしょう。考えたことを吐き出す先がなく、もっとストレスが溜まっていたかもしれません。アウトプットを重ねたからこそ、風向きがよくなったように思います。

そして今後もこの繰り返しでブラッシュアップしていくのだと思います。

 

そんな一面を考えるとブログは、誰にも迷惑をかけずに、しかも何度でもやり直せる、手軽で活用しやすいアウトプット方法だと思うのです。