イーストドーナツを作った話と、パン作り初心者の素朴な疑問。
こんにちは、ふくふく堂です。
ふと思い立ってパン作りを初めてから約半年。捏ねるタイプのパン作りをサボって、捏ねないタイプのフランスパンばかり作っております。
しかし、Youtubeで観たイーストドーナツがあんまり美味しそうだったので、久しぶりに捏ねる作業を頑張ってみました。その、イーストドーナツを作ったときの話と、疑問について書きたいと思います。
結果から言うと、思いのほか上手にできて大満足。・・・ちょっと温度が高くなりすぎたようで、黒いですが。
イーストドーナツとなると、通常のパン作りの作業に加え「揚げる」という超めんどくさい作業が待ち受けているため、普段なら絶対に手を出しません(笑)
ちなみに億劫な理由は、温度管理が面倒・油跳ねが怖い・いろんなものがベタベタする・油がもったいない・・・等。普段から揚げ物は極力避け、どうしても揚げ物が食べたい時には旦那の出番です。(掃除と後片付けはわたし)
しかし、イーストドーナツを食べたい気持ちが勝ったのか、そんなに「超たいへん!!難しい!」というストレスもなくスムーズにできました。
<参考にしたレシピ>
【イーストドーナツ】もっちり食感のドーナツの作り方(How to make donuts)(難易度★)
初心者の素朴な疑問
うまく作れたことは作れたけど、久しぶりに生地捏ねたら「そういえば、未だにコレがわからない・・・」という作業がありました。
ちゃんと捏ねあがっているのかわからない
捏ねる作業が必要なパンは、しっかり捏ねられていないと発酵具合に影響がでます。そこで、捏ねあがりの判断基準と、発酵が良好かどうかの判断基準があります。
<捏ねあがりの判断基準>
①捏ねてまとめたときに、表面がつるんとしている
②捏ねた生地を延ばしてみると、指が透けて見えるくらい薄く伸びる
<発酵の判断基準>
一次発酵後のフィンガーテストで、穴がふさがらない
①の表面がつるんとしているかどうかは、うまくいっている(と思ってる)のですが、②がどうもうまくいかない。生地が硬く伸ばしている途中でちぎれてしまいます。動画を見てみると、もっと柔らかそうだし風船ガムみたいに伸びが良い感じがするんですよね。
でもフィンガーテストでは、しっかり穴ができるから「まぁ、いいのかな・・・?」というあいまいな感じで進めています。
単に伸ばし方が悪い可能性もありますが、②もきっちりできていたら、もっともっと美味しいパンになるのかも!?
手についた生地どうしてるんだろう
もう一つ、こんなこと気にしない人の方が多いのかもしれませんが、地味に気になるのが「捏ねてるとき手にくっついた生地、どうしてるんだろう」という疑問。
捏ね続ければ最終的にまとまるけれど、どうしたって最初の方はベタベタします。手首の少し上、手の膨らんでいる辺りで捏ねますが、ベタベタな状態では指にも絡みつきます。
そんなにしょっちゅう気にしていたら作業が進まないだろうし、うまく捏ねれば指についた生地もきれいに回収されるのか!?と思ったりしています。
しかし指に着いた生地だけ、まとまることもなくどんどんカピカピになっていくのでやっぱり気になります。
そんな中、たまたまこちらの動画をみたらひとつの答えが見つかりました。完全感覚ベイカーさんの「初心者向けバーガーバンズの作り方」の動画です。
「バーガーバンズ作ったら、挟む具まで作らないといけないじゃん(*´Д`)」と思うと面倒で、見てなかった動画です(笑)
【初心者向け】パンの基本がわかる!バーガーバンズの作り方(How to make the Hamburger buns)(難易度★)
いつも説明が丁寧でわかりやすいベイカーさんですが、「初心者向け」ということで更に丁寧でした。私のような融通の利かない初心者にもわかりやすく、「手にくっついた生地は、スケーパーで一度きれいにしましょう」とピンポイントで説明してくれていました!!
その理由は「生地は生地を呼ぶので、手に生地がくっついた状態で捏ねると、更にくっついていつまでもベタベタするから」だそうです。納得。
やはり、なるべくきれいな状態で捏ねるのが良いみたいなので、次回はこの方法で捏ねてみたいと思います。
まとめ
初心者には、慣れている方では疑問に思わないような疑問がたくさんあると思います。そして私は、普段からレシピ通りにしか作れないタイプなので、特に融通が利きません。毎日の料理ですらサクッとできないのに、自分がパン作りにハマるとは思ってもみませんでした。
しかしそれが合っていたのかもしれません。
おかず等は分量通りに作っても味付けの好みがあるので、美味しく感じることもそうでないこともありますが、パンはシンプルな分レシピに忠実に作れば不味くなるということがありません。
これからも、小さな疑問を解決しつつパン作りを楽しんでいきたいと思いますので、同じような疑問をお持ちの方は、参考にしてみてくださいね!