夫婦円満の秘訣は「折れる力」にあり!!我が家のお手本、旦那さんに学べ!!
前回の記事で、『流されてうまくいく仕事の流儀 折れる力』という本をご紹介しました。
この本は主に仕事についての話が中心ですが、「折れる力」は家庭でも必要な時があります。
家事のやり方がお互い譲れず夫婦喧嘩になる、というような経験ありませんか?
実は我が家には、素晴らしいお手本がいます。それは私の旦那さん。
私は長年の習慣と思い込みが抜けず、「折れる」ことができなかったのですが、旦那さんを見習うことで少しずつよくなってきました。
今日はそんな、家庭でも活かされている「折れる力」のお話です。
余裕のある方は、先にコチラ☟の記事を読んだ方がわかりやすいと思います。
夫婦円満の秘訣は「折れる力」にあり
私たち夫婦は周りからも珍しがられるほど仲が良く、休日はトイレ以外ずっと一緒と言っても大げさじゃないくらいです。
最初から仲はよくお互い尊敬し合っていましたが、それでも旦那さんの「折れる力」が無ければもっとギスギスした関係だったかもしれません。
「折れる」ことができずにイライラする私
私は自分に厳しく、人にも厳しい人でした(笑)
休日の朝ゴロゴロしているのを見るとイラっとしたり、せっかく干してくれた洗濯物を干し直したり、お風呂掃除をやり直したり。
と言うのも、母が細かく口を出してくるタイプで、「こんなもんかな」で終わらすと、「もっとちゃんとやって!」「こんなこともできないんじゃ恥ずかしいよ!」と言われて育ちました。
そんな影響もあってか、「手を抜くこと=悪いこと」とインプット。
とっくに母とは別に暮らしているのに、染みついた習慣や思い込みが抜けず、旦那さんにも「どうしてちゃんとやってくれないの?」と思っていたことがありました。
「折れる」ことができる素敵な旦那さん
旦那さんは、そんな私からの小言や機嫌の悪そうなオーラに対して、文句を言ってきたことはありません。
そのため我が家では基本ケンカにならないのです。それどころか、私の主張をあっさり受け入れたりもする。
そう、「折れて」くれるのです。
旦那さんの折れるポイント
「やる必要がない」という考えすら折る
一人暮らしの経験があると、お互いやり方が確立されていて譲れずぶつかる、ということがありがちですが、旦那さんにはそれがありません。だから私のやり方があれば、それに合わせてくれます。
しかしその時にも「わざわざそんなことやんなくてもいいじゃん」なんて角の立つ言い方をしません。
自分の意見を折るどころか、「やる必要がない」という考えすらも折っているとも言えるのではないでしょうか。
楽したい自分を認める=自分に折れる
家での旦那さんは「めんどくさい、楽したい」と思う自分自身を全面的に認めて動いている気がします。
しかし、家事を丸投げというわけでもないんですよ。
洗い物がたまっていたらやってくれるし、着たいものがあったら自分で洗濯します。
義務感でやらされているのではなく、必要だからやる。
私はこの部分がうまくできておらず、「やらなきゃいけない」と思い込んでいるから、勝手に「私ばっかり!あなたもやってよ!」という気持ちになっていたように思います。
楽したい自分を認める=自分に折れる。だからこそもっと効率のいい方法を考えたりするわけで、ひとつのやり方に固執するのはよくありませんね。
まとめ
今回のエピソードで我が家の旦那さんに「家事をやらない旦那」というイメージがついてしまったかもしれません(笑)。
彼の名誉のために言っておくと、とても素敵な旦那さんです。
酒もタバコもパチンコもやらないし、私を置いて遊びにでかけることもなく、浪費もしない。出会ってから約10年・結婚してから約4年の今でも「一緒じゃないと、何やってもつまんない」なんて言ってくれる、優しくてレディファーストな、非の打ちどころの無い旦那さんなのです。
するとだんだん「こんな素敵な旦那さん捕まえておきながら、更に自分の考えを押し付けるなんて、何やってんだ私は!?」ってなるわけです(笑)
だから、見習いました。
私も旦那さんみたいに、大らかで優しい人間になりたいと思い、旦那さん目線で家事を始めてみたのです。
すると、私が過去の習慣に囚われていただけで、現状には合わない無駄な作業も多かったことに気づきました。
本来やらなくても困らない作業でイライラしたり、愚痴っぽくなったりするなんて、もったいない!!
今は、効率よく適度に手を抜くことを覚え、2人で過ごす時間に充てています。
「折れる力」は仕事もプライベートも、順調な人は自然にできているのかもしれません。
相手に折れることももちろんですが、自分に折れることは悪しき習慣を見直すいい機会にもなりそうです。
是非一度ご自身を振り返って、試してみてはいかがでしょうか!