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元・不動産仲介営業マンがアドバイス!納得いくお部屋探しのコツ!!

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                     Photo by Kara Eads on Unsplash

こんにちは、ふくふく堂です。

 

お部屋探しの経験はありますか?

費用も労力もかかるお部屋探し、気に入ったところに長く住みたいと思いますよね。

そこで、元・不動産仲介営業マンの経験を活かし、納得いくお部屋探しのコツをアドバイスしたいと思います!

 

<もくじ>

 

すべての条件を満たす物件はない!

まず第一に言えることは、条件をすべて満たす物件はないと思ったほうがいい、ということです。最初から意地悪なこと言ううなあ、と思うかもしれませんが、これはお部屋探しをするうえでとても大事なポイントです。ここがずれていると、一生決まりません(笑)

 

なぜなら賃貸物件は、あなたのために作られたオンリーワンではないからです。もちろんアパートやマンションを建てる側も、時代やエリアの傾向に合ったものを建ててはいますが、それでも一人ひとりの好みには合わせきれません。

 

わかっていても、理想が先行してしまったり、情報を見ているとあれこれと目移りしてしまいがちです。家賃・エリア・最寄り駅・築年数・欲しい設備・駐車場の有無など・・・お部屋探しをする際に考えなけらばならないことはたくさんあります。最終的に「何のために引っ越すのか」を見失わないように、「条件の優先順位」を考えましょう。

今回のお引越しの目的は?

「職場への通勤距離を短くしたい」「長期的にお金を貯めたいから、もう少し家賃が安い所に引っ越したい」「今より水回りがきれいな所に引っ越したい」等、人によってなんらかの目的があるはずです。まずは目的をはっきりさせましょう。

どうしても譲れない条件は?

条件の優先順位を考えず、見学して良さそうなところに・・・と探し始めると、本来の目的からはずれた本末転倒な結果になってしまうことも。

 

例えば「もう少し家賃が安い所に引っ越したい」という目的なら、優先すべきは予算内に収まるかどうかです。

その次は好みやライフスタイルによって選択肢は様々です。

職場や学校へのアクセスを重視するなら場所や最寄り駅を絞っていき、築年数や設備は一番優先順が低くなります。逆に、築年数は新しくないとイヤだ!と思うなら、場所や最寄り駅の選択肢は広く考えたほうがいいでしょう。

 

もちろん、プロである不動産屋さんと相談しながら条件を絞っていっても大丈夫です。しかしその場合も「お引越しの目的」がブレブレでは不動産屋さんも何を基準に提案したらいいか困ってしまいます。目的は明確にしておきましょう。

 

ベストなタイミングで不動産屋に行こう!

早くから不動産屋さんに通ったら、理想のお部屋が見つかる!と思っている方も多いですがそうとも限りません。不動産屋さんに行くには、早すぎず遅すぎずベストなタイミングがあるのです。

引っ越し予定時期の1~2か月前くらいで充分

賃貸物件は新築等を除けば、お客さんが入居中なことがほとんどです。退去の際は、契約上退去する月の1か月~2か月前(契約による)に連絡することになっています。じっくり探したいからといって、半年後に引っ越すお部屋を探しに行っても、直近の情報しかわからないので、不動産屋さんも紹介しようがありません。

 

また、早めに気に入った物件を見つけても「取り置き」もできません。賃貸契約は、問題がなければ10日ほどで完了するほどスピーディです。費用の振込は契約から1週間以内というのが普通ですので覚えておきましょう。

 

不動産屋さんに行くのは引っ越し予定時期の1~2か月前くらいで充分です。ただし、3・4月に引っ越したい場合、一度1月中に様子を見に行くのもありです。卒業などで退去が確定しているため、早めに退去連絡をする人もおり、その募集情報が出ているかもしれないからです。

賃貸検索サイトでの情報収集が大事

では実質1~2か月でお部屋を探さないといけないのかというとそうではありません。その前からできることがあります。

それはSUUMOやCHINTAIなどの、賃貸検索サイトでの情報収集です。これは、1で述べた条件の優先順位を考えることにもつながります。住みたい街の家賃相場や、最寄り駅などを勉強しておきましょう。

また、半年後の引っ越し予定でも、それを伝えた上で「この辺りにどんな物件があるか、家賃相場がどれくらいか参考に教えてほしい」という相談は不動産屋さんも大歓迎です。

 

実際に見学しよう!

最近は賃貸検索サイトだけでも豊富な情報を得られますね。写真の数が多かったり、ムービーが掲載されていたり、「オンライン契約」などもできるようになって、ほぼ不動産屋に行かなくても契約ができてしまうことも。

 

しかし、不動産屋に行く必要がなくても、可能な限り物件の見学はしたほうがいいでしょう。その際、部屋だけでなく周辺環境も気にしておきたいところです。

 

なぜなら、ネットに掲載している写真等は、最新の写真ではないことがほとんどだからです。これは、各店舗の営業マンが接客の合間をぬって自ら撮りに行っているので、空室になるたびに撮りに行くのは現実的に難しいという理由があります。撮ったものは新築の時のものだったりするので、あくまでも参考写真となります。

 

また、周辺環境に関しては、外観や近くのお店の写真は掲載されていますが、物件の前に何があるかなどはわかりません。撮影当時から環境が変わっている可能性もあります。入居中でお部屋の中が見られない場合も、現地には行ってみた方が雰囲気もわかります。

 

遠方からのお引越しで現地に行けない場合、気になることは一度不動産屋さんに聞いてみましょう。すべて答えられるわけではありませんが、現地を確認して教えてくれたり、管理会社に問い合わせてくれたり、できる限りの対応はしてくれるはずです。

 

営業マンを選ぼう!

納得のいくお部屋探し、最大のコツは「いい営業マンと出会うこと」だと、私は思います。

 

なぜなら、気に入ったお部屋が見つかって、契約をしよう!と前向きな気持ちになっても、なんとなく営業マンが信用できない、対応が不満・・・となると気持ちよく契約できないからです。

基本、不動産仲介の営業マンとは、契約したお部屋の鍵を引き渡すまでのお付き合いですが、それまでは担当営業マンが窓口です。契約内容に関することや電気・水道・ガスの連絡先、引っ越し前にやるべきことなど、営業マンがきちんと説明できていないと手続きや引っ越しがスムーズに進みません。質問した時にあいまいな返事が返ってきたりすると、すべてが疑わしくなってしまいますよね。

 

「いい営業マン」だと思う条件は人それぞれです。親身に相談に乗ってくれる営業マン、さくさく手短に進めてくれる営業マンなど、いろいろなタイプがいます。自分が信頼できる!と思える営業マンに出会うには、何社か不動産屋さんをまわってみることです。

 

一度引っ越したら多少の不満があっても、またすぐに引っ越し、というわけにもいきません。契約中も不安なく、入居後も気持ちよく住むためにも、信頼できる営業マンに任せたいですよね。

 

まとめ 

納得のいくお部屋探しをするためのポイントをまとめます。

 

①すべての条件を満たす物件はない!

 ⇒「引っ越しの目的」と「目的を踏まえた譲れない条件」を洗い出して、「条件の優先順位」を考えよう。

②ベストなタイミングで不動産屋に行こう!

 ⇒不動産屋に相談に行くのは、引っ越し予定日の1~2ヵ月前頃でOK!相談に行くまでに賃貸検索サイトで情報収集を。

③実際に見学しよう!

 ⇒情報サイトに掲載している写真はあくまでも参考です。周辺環境も写真を撮影した時から変化している可能性もあります。できるだけ現地に足を運んで現状を確認するのがおすすめです。

④営業マンを選ぼう!

 ⇒不動産会社もたくさんあるし、営業マンとも相性があります。自分が信頼できる営業マンに出会うため、不動産屋さんはいくつかまわってみましょう。

 

お部屋探しが初めての人も、今まで納得のいくお部屋探しができなかった人も、このポイントと照らし合わせて考えてみてください。次のお部屋探しのヒントになるかもしれません!素敵なお部屋との出会いを願っております!