【会話が負担に感じるあなたへ】タイプ別の対処法が満載!!『敏感過ぎるあなたがうまく話せる本』
わたくし、仕事でもプライベートでも、日々人と話しては「もっとこう言えばよかった」「余計なことまで言っちゃったかな・・・」とひとり反省会が絶えません・・・
今日は『敏感すぎるあなたがうまく話せる本』というのを読んだのでご紹介したいと思います。
《こんな悩みをお持ちの方にオススメ》
- うまく話せない
- 人と話すと極端に疲れてしまう
- 会話が終わっても、自分が話したことが変じゃなかったか等を気にしてしまう
私の場合を例にこの本でわかった具体的な対処法なども、お話したいと思いますので、是非参考にしていみてくださいね。
どんな本?
この本、近所の市立図書館で借りたんですが、電子書籍サービスでランキング2位でした。やはりうまく話せずに悩みを抱えている方が多いのでしょうか。自分だけじゃないと思うと心強いですね!
まずこの本を読んだ印象として、情報量が多い!と思いました。それは、タイプに合わせた原因や対処法が、丁寧に書かれているためです。
「話すのが苦手」とひとことで言っても、言葉が出てこない・自分が話している内容が間違っていないか気になる等、悩んでいるポイントは人それぞれ。
細かなシチュエーションやタイプを想定して書かれているので、自分にあった対処法を見つけやすいかもしれません。
オススメの活用方法としては、目次や内容をざっと確認して、辞書を引くように自分に当てはまりそうなところから読むことです。
これは「全部読む価値がない」とかいうネガティブな意味ではなく、おそらくこの本が気になっている方は、本の題名にもある通り、物事を敏感に感じ取りやすい方だと思います。その場合、すべて読もうとすると自分に関係ない情報まで入ってきて、疲れてしまう可能性があると思ったからです。
実際私は、せっかくだからと、初めから終わりまでしっかり読もうとしたら、余計なことをたくさん考えて自分に必要な情報がわからなくなり、頭がパンクしそうになりました(笑)
ポイント☞
- 情報量が多く、タイプに合わせて細かく分かれているので、自分にあった対処法が見つかりやすいかも!?
- 全部読もうとしなくてOK!自分に当てはまる箇所から読んでみよう!
私にあった対処法
私を例にあげて、どんなことが書かれているか具体例を紹介していきます。
傾向
私の場合、人前でうまく話せない、という訳ではありません。むしろ、人からは「しっかりしてて助かる」「質問のポイントが的確」「話せる人でよかった」などのありがたい評価を頂くことも。
(これらの評価も、恐ろしくて素直に受け取れない自分がいます。褒められれれば褒められるほど、何か裏があるんじゃないかと身構えてしまう。社交辞令もあるしね。でも折角言ってくれているのに、そんなこと思うのも失礼だし・・・とここでも悶々とするネガティブさよ、、、(苦笑))
それでは、人と話している時の私の頭の中を覗いてみてください・・・
はい、超必死!!!(;´∀`)
主な原因
この本では、敏感な人が話せなくなる主な原因として、下記の3つを挙げています。
- 自分が空っぽに感じて、何も話せない
- 話したいことがたくさん浮かびすぎて、話せない
- 相手のことを気にしすぎて、話せない
私の場合は3番が当てはまるでしょう。
複数の原因が重なることもあり、私は1番の傾向もありますが、長くなるのでここでは3番に焦点をあてたいと思います。
これは心が敏感すぎるために、相手の言葉や感情を真に受けてしまうため、不安や恐怖が強いことからくるそうです。
有効な対策方法
人には遺伝と環境の影響で作られた「心のクセ」がありますが、敏感な人は不安や恐怖が強いため、「ネガティブなクセ」が強く働く傾向にあります。「うまく話せない」という悩みを解決するには、この「ネガティブなクセ」をほぐすことができればいいのです。
私のネガティブなクセとして、相手の求めていることに応えようとしすぎてハードルが上がってしまい、以降の失敗や小さなミスを極端に恐れる傾向にあると、これまでの経験から分析できます。
そのクセをほぐす方法として、本に書かれている中で、私には下記の5つが有効だと感じました。
- 「すべき思考」を捨てる
- 「評価されなければいけない」という思い込みから離れる
- 「できなくてもいい」と思ってみる
- 「自分」に気づき、認め、ほめてあげる
- 「ほんとうは、どうしたいの?」と自分に問いかけてみる
特に5の自分に問いかけてみるという方法は、自分の意見や考えがあるにも関わらず、相手のことばかり考えてしまうタイプの人には有効な訓練だと感じます。
よく仕事で、「こういうやり方が良さそうだ」と思っても、他の人の意見を聞くとそちらの方が正しく感じ、「私だけが的外れな考え方をしてるのかも」と自信をなくすことがあります。モヤモヤしながらも決まった通りに進めると、後に自分の考えたことが正しかったことがわかり、「ちゃんと自分の考えを言えばよかった」と後悔・・・。
その度に、人の意見を聞くことも大事だけど、自分の直感や考えを信じることも大事だなと思うのです。
ポイント☞
- 敏感な人が話せなくなる原因は、主に3つ!自分のタイプを理解しよう!
- ネガティブな心のクセを、自分にあった方法でほぐしてみよう!
まとめ
読んでいくと、ネガティブな心のクセを直すには『自己肯定』がカギになってくることがわかります。
自己肯定とは、単に自信過剰な人のことをいう訳ではなく、できない自分を認めることだとこの本では述べています。
とは言え、難しい。
それができたら苦労してないわ!と言いたくなります(笑)
しかし、少しでもできるようになれば、うまく話せないという悩みだけでなく、人生についてもポジティブになれる・・・まずは、自分の心のクセを知ることから始めてみませんか?
とりあえず私は、今日もブログを最後まで書ききったことを褒めておきます(笑)
ちなみにこの本は、「話すのが苦手なのはHSPのせいかも」という話から始まっています。HSPとは、Highly Sensitive Person=とても敏感過ぎる気質の人、のことを指します。
しかし、話すのが苦手だな、と感じる場面は多くの人が経験すること。この本は、苦手な人と話すコツやうまく断るポイントなども記載されていて、HSPかどうかに関わらず幅広い悩みに応えられる本だと感じました。少しでも「うまく話せない」と感じたら開いてみて下さい。
HSPの人はなおさら、「私なんか、HSPって言うほどの悩みでもないし・・・」となぜか遠慮してしまいがちなので、気負わずに読んでみてほしいなと思います。
生きづらさを感じているあなたの心が軽くなりますように!!!
まとめ☞
- うまく話せない悩みが解決したら、人生にもポジティブになれるかも!
- HSPでもそうでなくても、参考になることがたくさん!少しでも「うまく話せない」と感じたら気軽に読んでみて!