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【PS4/Fallout4】"Falloutの世界に生きていたらどうするか"を考えたら、現実と同じ選択だった話

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              Photo by Ryan Cheng on Unsplash

PS4の『Fallout4』というゲームをご存じですか?

 

既に旦那が何度もプレイしているんですが、選択肢が豊富で見ていて飽きません。私自身はプレイしていないのにも関わらずお気に入りのゲームです(笑)

 

ストーリーがよくできていて、どのエンディングもある意味現実的なものなので、色々と考えさせられる作品です。

 

そして私たちの間で話題に上がるのが、「Falloutの世界に生きていたら、どうするか?」ということ。すると、「正に今、現実世界でも同じ選択をしているじゃないか!」という、面白い事実に気づきました。

 

今日はそのことについてお話したいと思います。皆さんならどういう選択をするか、是非考えてみてください。そして、ただ面白いだけではないゲームの魅力が伝わればいいなと思います。

 

※ネタバレ・攻略を目的にしたブログではありませんが、説明上ネタバレ要素を含みます。内容を知りたくない方は読まない方がいいかもしれません。

 

<もくじ>

 

 

 

 

Fallout4とは

Bethesda Game Studiosという会社が手掛け2015年に発売された、核戦争後の世界を舞台にしたゲームで、マップが広大で自由度の高いオープンワールドアクションRPGです。

日本での「日本ゲーム対象2015・フューチャー部門」をはじめ、世界で多くの賞を受賞しています。

《公式サイト》Fallout 4

 

 

あらすじ

舞台はアメリカ、マサチューセッツ州ボストン。

 

2077年に起こった戦争により、「Vault」と呼ばれる避難シェルターに逃げ込んだ若い夫婦と生まれたばかりの赤ちゃん。

核爆弾の投下により最寄りのシェルター「Vault111」への非難したものの、身体検査という名目でカプセルに入れられ冷凍保存される。

 

しかしある時、パートナーと共に冷凍保存された息子「ショーン」が何者かの手によって攫われ、抵抗したパートナーが殺されてしまう。その惨劇を目の当たりにしながらも再び冷凍保存されてしまう主人公だが、その後、装置異常によって解凍され脱出。

 

息子を探しだしパートナーの仇を打つと決意し、核戦争によって荒廃した世界に飛び出して行く。

 

 

 

Fallout4の主な組織

ゲームは、プレイヤーの会話や行動、誰のミッションを遂行するかによってエンディングが変化するマルチエンディングです。

 

まずは、エンディングに影響する主な組織と、その特徴・活動目的をまとめました。

 

※このゲームはやれることが多いため、選択肢によって見えてくるものが違います。

目的・特徴は旦那がプレイしたルートをベースに、いくつかのサイト・ブログを参考にさせていただきまとめました。

そのため進むルートによっては違う考え方もあると思いますが、「様々な視点を楽しめる、よく作りこまれた作品」ということで何卒ご了承ください。

 

 

 

①ミニッツメン

・活動目的

過酷な環境に生きる人々を救うこと

・特徴

有志によって構成された民兵組織

 

②レールロード

・活動目的

奴隷として扱われる人造人間の解放・自立支援

・特徴

少数精鋭。一般的には理解されにくい活動のため敵が多い

 

③B.O.S (Brotherhood of Steel)

・活動目的

テクノロジーを悪用しようとする者からそれらを守ると同時に、人造人間や変異した生物など人類の脅威となる存在を全滅させること

・特徴

軍隊的なトップダウン組織

 

④インスティチュート

・活動目的

高度なテクノロジーを保持・研究し、科学により新しい社会を再建すること

 ・特徴

研究施設を生活・活動拠点とし姿を現さない。選ばれた人々だけで人類を救うための研究開発に取り組む。長期的な視点であるがために、その時代に生きる人々の命を軽視しがちで、他組織や一般市民から悪だと思われている

 

 

次に、それぞれの組織のメリット・デメリットについて考えてみます。

 

市民が集まって組織された①ミニッツメンや、少数で画期的な活動をしている②レールロードは、自分の意見が反映されやすく活動の自由度も高いですが、人員や物資の確保が難しくなります。

それ故、敵対勢力や突然変異した生物などへ対抗策が乏しく、常に緊張感のある生活を強いられます。

 

逆に、③B.O.Sはアーマーや武器、飛行機などの物資が豊富で、衣食住も用意されます。しかし、トップダウン的ば組織構造から上の言うことは絶対で、貢献度が高ければ昇進もあり得ますが、個々の意思は尊重されません。

 

④インスティチュートに至っては、人造人間を用いて貴重な人員を危険にさらすことなく物資の調達が可能です。拠点は基本侵入不可なので、安心・安全・清潔・快適な生活をおくることができ、研究に集中できます。

しかし、大きな組織であるが故に、活動内容に不透明な部分があります。必要なものを手に入れるには手段を選ばず、しばしば非人道的なことも行っているという事実に目をつぶらなければなりません。

 

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                                                       Photo by Steve Halama on Unsplash

 

私たちの選択

fallout4の世界にいたら・・・

上記を踏まえ、私たち夫婦の意見は下記の通りでした。

 

<旦那の場合>

B.O.Sかインスティチュートに所属するだろう。

まず衣食住が整っているメリットが大きい。あとは自分のやりたいことと、概ね合致していれば従うと思う。

 

<私の場合>

どこにも所属しない。

どこかに所属すると、組織のために対立したくない人たちとも戦わないといけなくなるため、自分が生活できる最低限のものを調達しながら生きられればいい。

 

 

現実世界にて

そして、現実世界で私たちがしている選択は以下の通り。

 

<旦那の場合>

しがらみや古い慣習などが多い企業勤め。

お偉いさんからの思い付きに振り回されがちで、自由度が低くストレスが多い。しかし、比較的希望の職種につけたことと、安定した会社で福利厚生がしっかりしているため、生活に困ってはいないという状況から、多少の疑問や迷いには目を瞑っている。

 

<私の場合>

理由は一つではないが、どこにいっても誰かの悪口や批評が聞こえてくる状態にうんざりし、人と深く関わりたくないと思い会社を退職。

 

 

これ、2人ともゲームと現実、同じ選択じゃないですか・・・? 

 

 

 

まとめ

ゲームも現実も、私自身が私の思考で選択しているので、当然と言えば当然なのですが、面白半分に始めた「もしもFalloutの世界にいたらどうするか」という例え話が、既に現実世界で選択していたものと同じだったことに驚き、どこまでも自分は自分なんだなぁ、という漠然とした感想を持ちました。

 

さて最後に、ゲーム「Fallout4」についてですが・・・

 

正義は立場や考え方、守りたいものによって形を変えますね。ある人の正義はある人の悪になり得ることもあります。アニメや漫画では、一貫してヒーロー目線・主人公目線でストーリーが進行することが多いです。

 

しかしこのゲームでは様々な派閥の人々と交流し、いろんな角度から世界を見ることによって、「正義と選択」という難しい課題について考える機会になり、自らの選択でストーリーが決まることで体験することができます。

 

非常にいいゲームですので、まだプレイしたことのない方は、是非世紀末のサバイバルに挑戦し自分が選んだ結末を見届けてみてください!!

 

 

・参考にしたサイト:

Fallout 4 - Wikipedia

フォールアウト4 攻略 (Fallout 4 攻略)

派閥 - フォールアウト4の歩き方